卒業〜あの日見た影〜
 卒業、それは誰だってしてきた、もしくはこれから皆していくもの。
そして誰もが通っていく道のようなもの。
 卒業、いつか必ず来る別れのとき。誰にだって訪れるとき。
でもそれは一つの道じゃない。いろんな卒業があって、それは一つ一つ違うもの。
 卒業、今からどこかへ旅立つ為の助走見たいなもの。
その上その行き先はいっぱいあって、それぞれへ向かう羽がある。
 卒業、最近皆は「あんまり印象無い」って言っている。
だけど本当は皆胸のどっかにしまってある。一人一人の卒業が。それを表に出さないだけ。
 卒業、今の僕にはまだ何回かある。
それでもそれ全てが思い出になる。

 卒業、その一つ一つが旅立ちのとき。
今だから卒業するんじゃない。
自分で決めた、そのときこそ、本当の卒業なんだから。
自分で一つ心に決めた。
それがそこの港からの旅立ち、それまでの自分からの卒業なんだって。
今、多くの人が卒業証書を手に取った。
一緒に僕も旅立つ。
今まで見てきた自分の弱さと。
だけど忘れない。
その弱かった自分と。
弱さを置いていくんじゃない。
弱い自分を忘れずに、自分が強くなっていくだけ。
それには時間がかかると思う。
だけど、それでも進んでいきたい。
一つ決めた、自分の思いに・・・・

今、君も旅に出る。
僕もこれから、旅立つ。
旅立つ君に、「卒業おめでとう。」



解説
出ました。というか出しました。卒業ネタ。
僕自身最近悩む事が多くて、最近何も手につかないなぁ〜って思うことが多すぎて、
部活にもまともに出ていませんでした。
誰かに相談しようにもやっぱりダメダメで・・・・
でもとりあえず自分自身に嘘はつけないって思って・・・・
一番自分の好きなこと?それこそ音楽なんだって、でも、音楽だけじゃない。
そこにかかわっている全ての人たちやその環境(舞台とかね。)も好きで好きでたまらないんだって・・・
つまり音楽と舞台馬鹿なんです。正直に言うと。
だから、せっかく知ることの出来た世界なんだから、そこって僕にとって、(なんて言うんですかね・・・)
せっかく得る事の出来た空間って言うか場所って言うか・・・
そこは大切にしないといけないかなって言う風に今更ながら気付いたんです。
でも、気づいてよかったって思うんです。
遅くても気付かないといけないって思ったんです。
何も分かってないし、何一つ努力とかしてないような僕なんですけれど、
そんな僕でも、何か一つ出来たり、何かひとつ自慢できたり、今まで一番頑張った事って何かって考えたら、
絶対に「舞台」とか「音楽」とか「オーボエ」とか「吹奏楽」って言う事になるんですよ。
勉強もスポーツもダメダメなんですけど、唯一負けないって言う事は、
舞台に立つこと、音楽に対する気持ち、舞台の上や裏で働く事に対する姿勢なんですよ。
なんか自分のことばっかりですね・・・すいません・・・
とにかく、解説が長くなるくらい、この一本は大きいと思います。
相変わらずの駄文ですが、多分一番今までで気に入ってる一本ですね。