思い出

 今日、僕はあのホールに立つ。今までは、客席からしか見たことのなかった、あのホール・・・・そこで、どこかの学校が、あの曲を演奏していた。
そのとき、僕はふっと初めて立った舞台のことを思い出した。丁度2年前のこの季節、僕が中学校2年のときだった。僕たちの学校も、あの曲を演奏していた。
あのホールの広さに感動したあの時・・・・初めてソロをもらって皆から期待されたり不安に思われたり・・・・自分自身も緊張したり・・・・・
さまざまな感情を背負って、あの舞台に立っていた。
・・・・・いよいよ本番・・・本当に緊張して、足がガクガク震えたり、息が吸えなかったり・・・・でも、やり遂げたあの時の演奏・・・・・
 その瞬間、本番前なのに、なぜだか涙が溢れてきた・・・・・
あの時の思い出・・・・あの時の音。
 それを考えつつ、本番に向かった。そのときの記憶はあまりないけど、最後に皆で一緒にあのホール一杯に音を響かせることが出来た。
 嬉しかった・・・気持ち良かった・・・涙が溢れてきそうだった・・・でも、ぐっとこらえようと頑張ってやっぱり溢れていった・・・・・
いつまでもあの響きは忘れないよ。皆で吹くと、あれだけ響くんだね・・・・
本当に気持ちが良かったよ・・・・・・


解説
うう・・・これまた駄文・・・・・
いよいよ駄文しかなくなってきました・・・・・これは、コンクールの後、実際に待機中の舞台裏で起こったことを書きました。