ながぐつ

雨あがりのでこぼこ道は嫌いだ
通り過ぎた少年の長靴 はじいた水がキラキラ光ってまぶしいよ
よそ見してたら脚は水の中
それでも、うらやましくないさって顔でそのまま歩いた

ほんとは欲しい長靴
「あの子が転んだらいいのに」なんて思ってる
ボクがイヤになってくる
「なさけないよな」もう1人のボクがつぶやく

かけてくる少年
「一緒にあそぼう」わたされた長靴
少年の手 おおきくて、あったかくて
その眼は長靴なんかより キラキラ光っててまぶしい
2人でけんけんしながら歩いた
嫌いだった水たまりの道は
いまボクが大好きな道

解説
仲良しの友達としばらくけんかしてて、仲直りした日に書きました。
私も悪かったのに素直になれず、結局さきに「ごめん」を言ったのは
友達の方でした…
このポエムの“ボク”はそんな情けない私です。。

感想
う〜ん・・・良いなぁ・・・・こうやって自分の素直なところが出ますよねえ・・・・詩って・・・・
僕もこういう詩が書けたらなぁ・・・・