紺碧

 眩い夏空の下、僕は一人あの塔を見すえていた。
暑い太陽の下で倒れそうになりながらもその門をくぐってゆく。
昨日までドキドキして、期待に胸が膨らんでいた。
一歩足を踏み入れたとき、脳天を突き抜けて行くような光を僕は見たんだ。
その光に僕は足元をすくわれそうになって、その眩しさに目が眩んでしまいそうになったけど、
今こうして僕が書けるのもその光を受けたから。
ひたすら眩しいその光は優しくて、暖かくて、あのときの夏空を見たみたいだった。
光の中に大切を見つけて僕はまたあの忙しい日々に戻っていく。
だけど負けない。
あの光を見たんだから・・・

解説

連続書き下ろしです。
これもオープンキャンパスに行った後に感じたよくわからない気持ちをまとめてぶつけてみました。
天気が良い夏の日で、何故か吹奏楽時代の夏のコンクールを思い出しました。
それくらい「暑い」一日でした。
これを書いているのはオープンキャンパス1日目の夜なのでまた明日も書きそうです(笑)
ってな事で神楽霧月でした。

Kagura Mutuki